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バックナンバー『防衛学研究』総目次

第71号 2024年(令和6年)9月

〈特集〉日本の安全保障と沖縄


「日本の安全保障と沖縄―特集にあたって―」
 ……野添 文彬

 

「沖縄・南西地域における国民保護の課題」
 ……中林 啓修

 

「沖縄返還交渉の制度的与件―在日米軍の「内規」と国連軍地位協定―」
 ……川名 晋史

 

「在日米軍駐留経費を正当化する論理の歴史的変遷」
 ……山本 章子

 

「1957年岸訪米と沖縄返還問題をめぐる日本外交」
 ……池宮城 陽子

 

「普天間飛行場返還合意の条件―米国の認識を中心に―」
 ……波照間 陽

 

《論文》

「対反乱(COIN)作戦の新たなアプローチに関する一考察」
 ……足達 好正

 

《研究ノート》

「パリ講和会議における南洋諸島問題の議論と日本外交―戦間期初期日本外交への再評価―」
 ……本名 龍児 

 

《書評》

マイケル・J・グリーン著、上原由美子訳
『安倍晋三と日本の大戦略―21世紀の「利益線」構想―』
 ……髙見澤 將林

 

石津朋之、立川京一、齋藤達志、岩上隆安編著
『ランド・パワー原論―古代ギリシアから21世紀の戦争まで―』
 ……浦口 薫

第70号 2024年(令和6年)3月

<巻頭言>

「ポスト・ポスト冷戦時代の防衛学研究」
 ……武田 康裕

 

<特集>

権威主義とハイブリッド戦

 

「権威主義とハイブリッド戦をどう読むか ―特集にあたって―」
 ……大澤  傑

 

「サイバー国際規範をめぐって交錯する権威主義陣営と民主主義陣営の思惑」
 ……原田  有

 

「国境を越える連帯 ―SNSを活用した反政府運動が権威主義に与える影響―」
 ……横尾 俊成

 

「SNSは権威主義に対する支持を高めるのか ―権威主義的パーソナリティ研究から考える―」
 ……寺田 孝史

 

「ロシアにおけるデジタル権威主義 ―なぜ反戦は反プーチンにならないのか?―」
 ……岡田 美保

 

「東南アジアにおけるデジタル抑圧および影響力工作と市民社会の反応」
 ……木場 紗綾

 

「ウガンダにおけるデジタル権威主義 ―ハイブリッド独裁国家におけるソーシャルメディアを巡る駆け引き―」
 ……ムバンギジ・オドマロ、サリ・ヴィック・ルクワゴ(野呂瀨 葉子訳)

 

 


<論文>

「軍隊の行為規範としての「合理的な指揮官」基準の適用 ―慣習国際法上の比例原則の観点からの一考察―」
 ……西野 仁人

 

 


<書評>

クリストファー・ブラットマン著、神月 謙一 訳
『戦争と交渉の経済学――人はなぜ戦うのか』
 ……小島 雅之

 

李 秉哲 著
『新冷戦・新デタントと日本の東アジア外交』
 ……笹島 雅彦

 

アーロン・スキャブランド 著、花田知恵 訳
『日本人と自衛隊 「戦わない軍隊」の歴史と戦後日本のかたち』
 ……河野  仁

第69号 2023年(令和5年)9月

<巻頭言>

国際秩序の危機と2024年米大統領選挙 久保 文明

 

<特集>

ロシアのウクライナ侵攻がQUADの安全保障協力に与える影響

 

ロシアのウクライナ侵攻がインド太平洋の安全保障協力に与える影響 ―日本の視点―
......辰巳 由紀

 

抑止の視点で見るウクライナ戦争:その台湾海峡有事への含意
......福田 潤一

 

ウクライナ戦争の衝撃と豪州 ―「アフター・プライマシー」時代の国防戦略―
......佐竹 知彦

 

ロシアのウクライナ侵略がインドに与えた影響 ―ロシアと欧米の板挟みの中での中立の模索―
......長尾  賢

 

ウクライナにおける非同盟と欧州統合構想 ―「全欧州」から「ロシアなき欧州統合」へ―
......松嵜 英也

 


<研究ノート>

インドネシア国軍の領域管理
......矢吹真二郎

 

ロシアによるウクライナ侵攻と岐路に立つ国連憲章体制
......本吉 祐樹

 


<書評>

原 剛 著『沖縄戦における住民問題』
......坂口 大作

 

フランク・レッドウィッジ 著、矢吹 啓 訳『シリーズ戦争学入門 航空戦』
......源田  孝

 

アーヴィング・L・ジャニス 著、細江 達郎 訳『集団浅慮 ――政策決定と大失敗の心理学的研究』
......諸永  大

 

山口 航 著『冷戦終焉期の日米関係』
......板山 真弓

第68号2023年(令和5年)3月

〈巻頭言〉
ウクライナ危機と日本国民の意識変化                         五百旗頭真

 

〈特集〉 米中対立時代における国際秩序と地域秩序の相互関係

 

序論:米中対立時代における国際秩序と地域秩序の相互関係               五十嵐 隆幸


協調か競合か ―中東地域秩序をめぐる米中間の角逐―                  溝渕 正季


変動する国際秩序とアフリカの地域秩序
―アフリカは「米中対立」にいかに巻き込まれるのか―                  小林 周


アルゼンチンから見た対中関係 ―近年の動向と米中対立―                大場 樹精


ASEANの地域秩序と米中対立 ―揺らぐ包括性と中心性―                 庄司 智孝


同盟理論における結束戦略から見た中朝関係と米国
―米中対立の将来的展望への示唆―                          山﨑 周

 

民主主義の後退はリベラルな国際秩序にとっての脅威か
―中小国の秩序に対する態度―                            大澤 傑

 

〈書評〉
長史隆著
『「地球社会」時代の日米関係 ――「友好的競争」から「同盟」へ 1970-1980年』    鈴木 滋


佐藤史郎著
『核と被爆者の国際政治学 ――核兵器の非人道性と安全保障のはざまで』         梅本 哲也


大澤傑著
『独裁が揺らぐときー個人支配体制の比較政治』                    村井 友秀

 

第67号2022年(令和4年) 9月

<巻頭言>

 日本防衛学会の方向性について                           齋藤  隆

 

<特集> 冷戦史

 冷戦史の特集にあたって                              篠﨑 正郎

 

 冷戦研究の最前線

 ―冷戦起源研究の危機と「自由主義国際秩序」論の台頭―               柴山  太

 

 戦後アメリカ東南アジア政策をめぐる転回

 ―インドネシアからインドシナへ―                         鳥潟 優子

 

 東欧諸国とドイツ問題、1966~73年

 ―西ドイツとの国交正常化をめぐる東側陣営内外交                  山本  健

 

 外交・安全保障政策における内閣法制局の役割

 ―湾岸危機勃発後の支援策を中心に―                        加藤 博章

 

<特別寄稿>

 ユーラシア・ダイナミズムと米国                          杉田 弘毅

 

<論文>

 海外駐留米軍が同盟の補完性に与える影響

 ―同盟の経済学に基づくパネルデータ分析―                     高畠  太

 

<書評>

 益田 実、齋藤 嘉臣、三宅 康之 編

 『デタントから新冷戦へ——グローバル化する世界と揺らぐ国際秩序』         小南 有紀

 

 益田 肇 著

 『人びとのなかの冷戦世界―想像が現実となるとき』                 武田 康裕