バックナンバー『防衛学研究』総目次
第31号 2004年(平成16年)7月
〈特別寄稿〉
『防衛大学校五十年史』を読んで 松本 三郎
-防衛大学校における士官教育-
〈論 文〉
第一次上海事変の停戦交渉 影山 好一郎
-交渉の難航と海軍、陸軍、外務省の係わり-
最近のナチス戦犯裁判と国際刑事法の発展過程 佐藤 宏美
武力紛争法の適用の始期 鈴木 和之
-暴力行為の烈度問題を中心にー
民間防衛組織のレゾンデートルと市民の参加動機 小栁 順一
-バーナードの組織均衡理論の有効性と能率による分析
を通して-
21世紀に求められる危機管理組織の
トランスフォーメーション(構造転換) 神藤 猛
〈講 演〉
熱電交換と防衛技術 守本 純
〈文献紹介〉
黒野 耐 著『参謀本部と陸軍大学校』 横山 久幸
冨澤 暉 編著
『シンポジウム・イラク戦争
-軍事革命(RNA)の実態を見る-』 永澤 勲雄
〈研究会だより〉
第30号 2004年(平成16年)3月
第30号発刊記念号
〈特別講演〉
9.11以後の世界システムについて 田中 明彦
(東京大学東洋文化研究所長)
イラク戦争後の中東の諸問題 立山 良司
〈特別寄稿〉
会誌『防衛学研究』の30号を祝す 髙山 雅司
〈論 文〉
台湾近海における米中の防衛戦略と南西諸島の重要性 山川 純次
イラク戦争(イラク自由作戦)における
陸上戦術通信とその教訓 青山 護・ 加藤 三千夫
我が国情報収集衛星導入の意義と今後の課題 長峰 克己
-「日米同盟」の現状を踏まえて-
〈研究ノート〉
中国空軍のゆくえ 園田 和博
-作戦機の近代化に見る-
マリアナ沖における航空戦 井上 偉彦
-何故、完膚無きまでに敗れたか-
〈戦史研究分科会〉
マレー攻略と真珠湾攻撃の軍事戦略と 井口 武夫
最後通告をめぐる問題 (尚美学園大学教授)
〈資 料〉
防衛学教育50年の歩みと研究活動 永澤 勲雄
〔付録〕保安学、陸・海・空防衛学教室、
防衛学教育学群所属歴代教官名簿
〈研究会だより〉
第29号 2003年(平成15年)6月
第30回防衛学研究発表会特集号
〈記念シンポジウム:基調講演〉
シビル・ディフェンスと有事法制のあり方 郷田 豊
(日本クラウゼヴッツ学会会長)
緊急時における自治体の危機管理について 志方 俊之
(帝京大学教授、東京都参与)
〈論 文〉
新しい戦争における軍事力の役割 小池 重倫
-9.11に始まった「対国際テロ戦争」を中心として-
わが国のジュネーブ条約追加議定書加入における問題点 出口 憲七
-戦闘員の識別義務をめぐって-
〈研究ノート〉
軍事における革命と米空軍の新たな航空戦略 源田 孝
-非対称戦への対応に関する一考察-
海賊に関する史的考察 高橋 史克
-近世における海賊活動と海賊制圧活動-
『孫子』の思想は春秋時代のものか 木村 清順
-孫武の伝記と春秋時代の軍事状況を分析する-
〈戦略環境研究分科会〉
フセイン政権の行方と“新政権”の展望 酒井 啓子
(アジア経済研究所主任研究員)
米国による対イラク先制攻撃への背景と
その「正当性」をめぐる問題 永澤 勲雄
(『資料』イラク戦争関連クロノロジー・安保理決議等)
〈文献紹介〉
宮坂直史『国際テロリズム論』 村井 友秀
〈研究会だより〉
第28号 2003年(平成15年)1月
〈特別講演〉
21世紀の日米同盟と自衛隊 柳井 俊二
(中央大学教授・前駐米大使)
〈研究ノート〉
航空戦の攻防に関する一考察 前田 勇
-航空優勢獲得の観点から-
現代心理戦の様相と今後の課題 岩田 忠久
沖縄戦の住民避難から考察する現代の民間防衛 丸田 洋司
(シビル・ディフェンス)の問題点
墨子の国防・軍事思想の考察 木村 清順
-戦国時代における反侵略主義の提唱-
〈特別寄稿〉
UNMOVICによるイラクの大量破壊兵器 倉田 英世
査察・廃棄活動の再開に当たって (元国連特別委員会委員)
〈資 料〉
イラク問題クロノロジー・関連国連安保理決議 永澤 勲雄
〈文献紹介〉
岡崎久彦 著
『情報戦略のすべて』 瀬井 勝公
〈研究会だより〉
第27号 2002年(平成14年)6月
第29回防衛学研究発表会特集号
〈特別講演〉
21世紀 日本存立の条件 中西 輝政
(京都大学総合人間学部教授)
〈論 文〉
占領下日本での朝鮮戦争後方支援 靍田 久雄
米国の冷戦後戦略の変遷 西脇 文昭
-「QDR2001報告書」を中心に-
〈研究ノート〉
インドネシアの資源と分離独立運動 椎名 敏明
-島嶼における資源ナショナリズムの台頭-
戦略の策定過程に関する一考察 小曲一之 川原幸祐
-「実行可能性」等の評価の危険性-
〈講 演〉
科学技術の基礎研究-安全保障の観点から- 菅野 等
〈研究分科会〉
テロリズムと『戦争論』 ブライアン・ボンド
(ロンドン大学名誉教授)
戦史に見る統率、軍人の倫理 中山 隆志
〈特別寄稿〉
国連「経済制裁」の正当性と 新井 鐘次郎
再構築に関する一考察(II) (国際問題評論家・政治学博士)
〈文献紹介〉
国際法学会「編」
日本と国際法の100年 第10巻『安全保障』 永澤 勳雄
Harry G.Summers,Jr.,
The New World Strategy: A Military Policy for
America`s Future(杉之尾、久保訳『アメリカの戦争の仕方』) 鎌田 伸一
[資料]サマーズ大佐の
‘The New World Strategy’から学ぶ J.M.FUKUDA
〈研究会だより〉
第26号 2001年(平成13年)11月
〈論 説〉
「テロ対策特別措置法」の成立と今後の課題 冨澤 暉
(元陸上幕僚長)
〈研究ノート〉
ニクソンによる生物兵器廃棄の一方的宣言 黒木 新司
- その軍事的、戦略的背景 -
航空戦力の造成と日本航空機産業 新治 毅
- 大東亜戦争における航空機産業崩壊要因を中心にして -
日本の戦時工業労働力 荒川 憲一
- 航空機工業を中心に -
簡本『孫子』の考察 木村 清順
- そのテキスト全文の復元を試みる -
〈特別寄稿〉
国連「経済制裁」の正当性と 新井 鐘次郎
再構築に関する一考察(I) (国際問題評論家、政治学博士)
〈報 告〉
士官学校における軍事科学技術教育 第7回国際防衛学セミナー実行部会
- 第7回国際防衛学セミナー報告 -
〈文献紹介〉
生天目 章著
シリーズ意思決定の科学②『戦略的意思決定』 島内 和良
〈研究会だより〉
第25号 2001年(平成13年)6月
第28回防衛学研究発表会特集
〈特別講演〉
21世紀を迎えた日本の安全保障 五百旗頭 真
(神戸大学大学院法学研究科教授)
〈研究報告〉
国際刑事裁判所規程と日本 真山 全
冷戦後の新たな紛争の方向性 武田 憲一
─ 「湾岸戦争」、「ユーゴ紛争」及び
「チェチェン紛争」を事例として─
〈特別寄稿〉
国際安全保障と自衛隊 冨澤 暉
─ 国際社会における自助・共助・公助のありかたと (元陸上幕僚長)
その問題点─
〈論 文〉
カンボジア秘密爆撃 井上 嘉史
─ ニクソンのベトナム戦争終結構想の挫折─
〈文献紹介〉
道下徳成、石津朋之、長尾雄一郎、加藤朗著
『現代戦略論-戦争は政治の手段か-』 永澤 勲雄
Kurt W.Radtke and Raymond Feddema,eds.,
Comprehensive Security in Asia:Views from Asia
and the West on a Changing Security Environment 戸部 良一
龍澤邦彦著(中央学院大学地方自治センター編)
『宇宙システム ─宇宙開発のための法制度─』 米田 富太郎
〈研究会だより〉
第24号 2001年(平成12年)11月
〈特別講演〉
同盟と自主性─ 国際比較において─ 西原 正
吉田首相の極秘のメモランダム 永澤 勲雄
「日本再軍備案」の起源について
台湾出兵
─ 明治海軍建設過程とのかかわりにおいて ─ 吉村 正彦
戦略の策定過程に関する一考察 小曲 一之
─ 行動方針の列挙に関わる理論及び手法 ─
〈資料と解説〉
久保卓也「防衛に関する業務と予算の科学的管理について」 太田 述正
(1977.1.17)より
〈報 告〉
現代士官学校における統率教育 第6回国際防衛学セミナー実行部会
─ 第6回国際防衛学セミナー成果報告 ─
〈文献紹介〉
D・M・コッツ/F・ウィア著、角田安正訳
『上からの革命─ソ連体制の終焉─』 飯田 建一
ブライアン・ボンド著、川村康之監訳
『戦史に学ぶ勝利の追求
─ナポレオンからサダム・フセインまで─』 徳田 正行
韓国国防軍史研究所編・翻訳・編集委員会訳
『韓国戦争(第1巻)─人民軍の南侵と国連軍の遅滞作戦─』 相樂 允
〈研究会だより〉
第23号 2000年(平成12年) 5月
第27回防衛学研究発表会特集
〈特別講演〉
朝鮮半島情勢と日本の防衛 小此木 政夫
(慶応義塾大学法学部 教授)
〈研究報告〉
中国における党軍関係の新たなベクトル 山内 敏秀
─ 野戦軍将校団から国防大学へ ─
IW(情報戦)に対する自衛隊の対応に関する一考察 有井 正夫
第二次世界大戦における戦闘組織の日米比較 河野 仁
─ 米軍兵士の視点から ─
武器移転に対する国際的輸出管理の動向と日本の対応 米山 多佳志
関東軍の独走について 中山 隆志
〈論 文〉
『孫子』における「勢」の意味について 木村 清順
─ 「勢」は“藝”(戦略・戦術、指揮・統御)の義を含む─
〈論 評〉
平成11年防衛白書について
─ 回想と解説 ─ 太田 述正
戦争・危機と‘在りのまゝに見る’能力 重松 正彦
〈文献紹介〉
中山隆志著 『関東軍』(講談社) 杉之尾 宜生
第22号 1999年(平成11年)11月
〈特別講演〉
北朝鮮工作船事案について 佐久間 一
(元統合幕僚会議議長・元海将)
〈論 説〉
クラウゼヴィッツの視点から「軍事力の本質」を考える 前原 透
─ 新刊『軍事学入門』に関連して ─
防衛大学校・防衛学研究会編 志方 俊之
『軍事学入門』(かや書房)を読んで
航空省設置に対する陸海軍の確執 礒部 巌
旧會津藩士廣澤安任の南部産馬改良事跡 武市 銀治郎
〈特別寄稿〉
国際社会における軍の役割の変化 太田 文雄
─ 抑止戦略から安定化戦略への移行の中で ─
〈研究ノート〉
海洋の自由維持のための日米安保再々定義の提唱 神山 卓也
〈報 告〉
21世紀の士官学校における戦史教育の在り方 吉村 潤
─ 第4回国際防衛学セミナー成果報告─
士官学校における「戦略」の教育について 瀬井 勝公
─ 第5回国際防衛学セミナーの報告 ─
〈追 悼〉
土田國保第4代学校長と防衛学研究発表会 永澤 勲雄
〈研究会だより〉