バックナンバー『防衛学研究』総目次

第26号 2001年(平成13年)11月

〈論  説〉

  「テロ対策特別措置法」の成立と今後の課題         冨澤  暉

                                (元陸上幕僚長)

〈研究ノート〉

   ニクソンによる生物兵器廃棄の一方的宣言          黒木 新司

     - その軍事的、戦略的背景 -

   航空戦力の造成と日本航空機産業               新治  毅

     - 大東亜戦争における航空機産業崩壊要因を中心にして -

   日本の戦時工業労働力                    荒川 憲一

     - 航空機工業を中心に -

簡本『孫子』の考察                     木村 清順

    - そのテキスト全文の復元を試みる -

〈特別寄稿〉

   国連「経済制裁」の正当性と                          新井 鐘次郎

        再構築に関する一考察(I)       (国際問題評論家、政治学博士)

〈報  告〉

   士官学校における軍事科学技術教育  第7回国際防衛学セミナー実行部会

     - 第7回国際防衛学セミナー報告 -

〈文献紹介〉

   生天目 章著

    シリーズ意思決定の科学②『戦略的意思決定』       島内 和良

〈研究会だより〉

第27号 2002年(平成14年)6月

第29回防衛学研究発表会特集号

〈特別講演〉

21世紀 日本存立の条件                       中西 輝政

(京都大学総合人間学部教授)

〈論 文〉

   占領下日本での朝鮮戦争後方支援               靍田 久雄

   米国の冷戦後戦略の変遷                   西脇 文昭

     -「QDR2001報告書」を中心に-  

〈研究ノート〉

   インドネシアの資源と分離独立運動              椎名 敏明

     -島嶼における資源ナショナリズムの台頭-

   戦略の策定過程に関する一考察            小曲一之 川原幸祐

     -「実行可能性」等の評価の危険性-

〈講  演〉

   科学技術の基礎研究-安全保障の観点から-           菅野  等

〈研究分科会〉

   テロリズムと『戦争論』               ブライアン・ボンド

(ロンドン大学名誉教授)

戦史に見る統率、軍人の倫理                 中山 隆志

〈特別寄稿〉

   国連「経済制裁」の正当性と                       新井 鐘次郎

再構築に関する一考察(II)            (国際問題評論家・政治学博士)

〈文献紹介〉

   国際法学会「編」

    日本と国際法の100年 第10巻『安全保障』        永澤 勳雄

   Harry G.Summers,Jr.,

     The New World Strategy: A Military Policy for

America`s Future(杉之尾、久保訳『アメリカの戦争の仕方』) 鎌田 伸一

[資料]サマーズ大佐の

‘The New World Strategy’から学ぶ      J.M.FUKUDA

〈研究会だより〉

第28号 2003年(平成15年)1月

〈特別講演〉

   21世紀の日米同盟と自衛隊                  柳井 俊二

                          (中央大学教授・前駐米大使)

〈研究ノート〉

   航空戦の攻防に関する一考察                           前田  勇

-航空優勢獲得の観点から-                                         

   現代心理戦の様相と今後の課題                 岩田 忠久

   沖縄戦の住民避難から考察する現代の民間防衛        丸田 洋司

       (シビル・ディフェンス)の問題点

   墨子の国防・軍事思想の考察                 木村 清順

     -戦国時代における反侵略主義の提唱-

〈特別寄稿〉

   UNMOVICによるイラクの大量破壊兵器            倉田 英世

      査察・廃棄活動の再開に当たって            (元国連特別委員会委員)

〈資  料〉 

   イラク問題クロノロジー・関連国連安保理決議            永澤  勲雄

〈文献紹介〉

岡崎久彦 著                     

    『情報戦略のすべて』                               瀬井  勝公

〈研究会だより〉

第29号 2003年(平成15年)6月

第30回防衛学研究発表会特集号

〈記念シンポジウム:基調講演〉

   シビル・ディフェンスと有事法制のあり方          郷田  豊

(日本クラウゼヴッツ学会会長)

    緊急時における自治体の危機管理について           志方 俊之

(帝京大学教授、東京都参与)

〈論  文〉

   新しい戦争における軍事力の役割              小池 重倫

     -9.11に始まった「対国際テロ戦争」を中心として-

   わが国のジュネーブ条約追加議定書加入における問題点   出口 憲七

     -戦闘員の識別義務をめぐって-

〈研究ノート〉

   軍事における革命と米空軍の新たな航空戦略         源田  孝

     -非対称戦への対応に関する一考察-

   海賊に関する史的考察                    高橋 史克

     -近世における海賊活動と海賊制圧活動-

   『孫子』の思想は春秋時代のものか             木村 清順

     -孫武の伝記と春秋時代の軍事状況を分析する-

〈戦略環境研究分科会〉

   フセイン政権の行方と“新政権”の展望           酒井 啓子

(アジア経済研究所主任研究員)

   米国による対イラク先制攻撃への背景と

            その「正当性」をめぐる問題       永澤 勲雄

   (『資料』イラク戦争関連クロノロジー・安保理決議等)

〈文献紹介〉

   宮坂直史『国際テロリズム論』                村井 友秀

〈研究会だより〉

第30号 2004年(平成16年)3月

第30号発刊記念号

〈特別講演〉

9.11以後の世界システムについて                田中 明彦

(東京大学東洋文化研究所長)

    イラク戦争後の中東の諸問題                 立山 良司

〈特別寄稿〉

   会誌『防衛学研究』の30号を祝す              髙山 雅司

〈論  文〉

   台湾近海における米中の防衛戦略と南西諸島の重要性    山川 純次

  イラク戦争(イラク自由作戦)における

陸上戦術通信とその教訓     青山 護・ 加藤 三千夫

我が国情報収集衛星導入の意義と今後の課題          長峰 克己

     -「日米同盟」の現状を踏まえて-

〈研究ノート〉

   中国空軍のゆくえ                      園田 和博

      -作戦機の近代化に見る-

   マリアナ沖における航空戦                  井上 偉彦

      -何故、完膚無きまでに敗れたか-

〈戦史研究分科会〉

   マレー攻略と真珠湾攻撃の軍事戦略と                 井口 武夫

              最後通告をめぐる問題       (尚美学園大学教授)

〈資  料〉

   防衛学教育50年の歩みと研究活動              永澤 勲雄

    〔付録〕保安学、陸・海・空防衛学教室、

防衛学教育学群所属歴代教官名簿

〈研究会だより〉