第2回日本防衛学会猪木正道賞の発表・授賞式が、平成 28 年度日本防衛学会(秋季)研究大会第1日目( 11 月 25 日)の午後に防衛大学校総合図書館AVホールにおいて挙行されました。
五百旗頭眞日本防衛学会会長(NPO法人猪木正道賞基金理事長兼任)の挨拶のあと、猪木正道賞選考委員会による第2回猪木正道賞(正賞、奨励賞及び特別賞)三賞の発表と田中明彦選考委員長による講評(武田康裕選考委員代読)が行われました。
第2回猪木正道賞の公募は、平成 27 年 4 月1日から平成 28 年 8 月末日までといたしました。この間に応募がありました著作は、自薦、他薦を合わせて 9 作品でした。今年度は、初めて猪木正道賞の正賞が選考され、また、特別賞、奨励賞を合わせて 4 作品にそれぞれ賞が授与されました。
【正 賞 】
・遠藤 貢 会員
『崩壊国家と国際安全保障 : ソマリアにみる新たな国家像の誕生 』
(有斐閣、 2015 年 11 月刊行)
【奨励賞 】
・宮下雄一郎 会員
『フランス再興と国際秩序の構想: 第二次世界大戦期の政治と外交 』
(勁草書房、 2016 年 4 月刊行)
・野添 文彬 会員
『沖縄返還後の日米安保: 米軍基地をめぐる相克 』
(吉川弘文館、 2016 年 7 月刊行)
【特別賞 】
・冨澤 暉 会員
『逆説の軍事論: 平和を支える力の論理 』
(バジリコ株式会社 2015 年 6 月刊行)
講評及び受賞者の挨拶はこちらをクリック(猪木賞基金ホームページへ)