五百籏頭眞会長が猪木正道賞(学会賞)「公募」を宣言

投稿日時: 2020/08/19 SysAdmin
五百籏頭眞会長が猪木正道賞(学会賞)「公募」を宣言


 五百籏頭眞会長は6月14日、中央大学駿河台記念館で開催した平成26年度日本防衛学会定期総会において、猪木正道賞(学会賞)の公募宣言を行ないました。

 日本防衛学会では、かねてより本学会の淵源である「防衛学研究発表会」の生みの親であり、第3代防衛大学校長として我が国における防衛・安全保障に関する教育・研究に多大な貢献をなされた猪木正道先生の功績を記念して、日本防衛学会猪木正道賞を創設するため、学会内に創設検討委員会を設けて検討を行ってきましたが、この度、総会の前に行われた平成26年度第1回役員会において、猪木正道賞(学会賞)の選考規定並びに学会賞選考委員か全会一致で承認されました。

 引き続き行われた定期総会において、五百籏頭会長が猪木正道賞(学会賞の)創設を報告すると同時に、これを機会にしてすばらしい研究が増えることを期待したいと述べ、学会賞「公募」を宣言しました。

 受賞者には、賞状と副賞として猪木正道賞には10万円、奨励賞には5万円が贈られます。
 同賞の第1回選考は、今年の7月1日から来年6月末までに日本国内で発表、会員によって推薦・応募された著作が対象になります。

 会員多数からの応募、並びに推薦をお待ちしています。

※ 猪木正道賞が将来に向けて継続的に維持・発展できるよう日本防衛学会とは別に、専ら賞金等の資金を運営管理する組織として「日本防衛学会猪木正道賞基金」を設立し、特定非営利活動法人としての認証を得るため、現在、東京都に申請中です。


 

猪木正道賞(学会賞)選考規定(2014.6.14)


 日本防衛学会は、防衛・安全保障分野での優れた研究業績をあげた個人(またはグループ)に対し、学会賞(猪木正道賞)及び学会奨励賞を授与する。本賞の選考に関しては、対象作品の範囲、選考委員会の設置、受賞論文の決定を以下のように定める。

  1. 学会賞(猪木正道賞)とは、防衛・安全保障研究の進歩発展に重要かつ顕著な貢献をなす研究業績をあげた個人(またはグループ)に贈られるものである。また、学会賞に準じる研究業績をあげた会員には、今後の研究の飛躍を期待して奨励賞を贈ることとする。
  2. 受賞資格は、前項に該当する個人(またはグループ)とする。
  3. 選考対象は、当該期間(前年度7月1日~当年度6月末)に日本国内で発表された著作(学術図書又は原則としてレフェリー付きジャーナルに掲載された論文)であって、会員によって応募(自薦、他薦を問わない)された著作とする。
  4. 学会賞に応募(自薦、他薦を問わない)する者は、著作(学術図書の場合は3部、論文の場合は抜刷5部)と所定の申請書を学会事務局に提出しなければならない。
  5. 学会賞の公募は、学会賞選考委員会が原則として年1回行う。
  6. 学会賞選考委員は、役員会が推薦した5名の会員で構成され、委員の互選により委員長を選出する。委員の任期は原則1年とする。再任は妨げないが連続3期までとする。
  7. 学会賞選考委員会は候補者を役員会に答申し、審議を経て受賞を決定する。
  8. 受賞者には賞状と副賞を贈ることとする。受賞者の氏名と受賞作品名は、ニューズレター、ホームページに記載しその名誉を称える。
  9. 学会賞並びに奨励賞にかかる費用は、特定非営利活動法人日本防衛学会猪木正道賞基金からの助成と賛同者からの寄付による。
  10. なお、選考委員会は、猪木正道賞基金からは完全に独立した機関であり、受賞者の選考にあたっては、同基金から何らの影響も受けない。

(付則)
1.学会賞受賞者に副賞として、10万円を授与する。
2.奨励賞受賞者に副賞として、5万円を授与する。
3.この規程は2014年7月1日から施行する。

〔学会賞選考委員会〕
 田所 昌幸 会員(委員長)
 中西  寛 会員
 佐道 明広 会員
 武田 康裕 会員
 山口  昇 委員

 

猪木正道賞(学会賞)申請書

提出先: 日本防衛学会事務局本部学会賞選考委員会
〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-6-1 内外出版(株)内
E-mail:  boueigaku@jsds.jpn.org
TEL:03-3712-0143  FAX:03-3712-3130